「人工リーフ」設置と「養浜」工事反対のための署名について

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Sukaumi.orgは『横須賀・葉山の海を守る会』（略称：スカ海）の公式ホームページです。

今回の署名は、地元神奈川県在住者ならびに県外在住の方を含めてご協力をお願いしています。またこの署名の利用法は、神奈川県議会議長への「請願書」または「陳情書」、神奈川県知事への「意見書」のいずれかの形で、署名用紙に表記の内容で提出の予定です。

すでに、平成15年９月８日、神奈川県知事に当会のメンバーが会い、現在までに集まった署名（養浜工事と人工リーフ設置反対の内容）6317名分を「意見書」として直接手渡し、意見交換をしました。知事は「これから開催される協議会が、単なるガス抜きにならないようにしなければいけませんね。今後の協議会のゆくえを見守ってください」との返答でした。

現在、署名運動は実施しておりません。

署名用紙の表記内容

「豊かな自然の海」を未来に残しましょう
久留和海岸の養浜工事と人工リーフ設置計画に反対します

一、人工リーフの設置が行われれば、著しい自然環境の破壊がおき、この美しい景観を壊してしまいます。

一、今ある自然海岸を原状回復が不可能な海岸に変えるものです。

一、海流や砂浜の作用など海には未解明の部分が多く、いたずらに手を加えると、他の海岸、たとえば隣接する葉山地域の海岸（御用邸前、一色海岸）にもその影響が波及します。

一、不況時代に我々の税金を約二十億円も自然環境破壊に使うより、住民の安全やライフラインの確保のためにもっと有意義に使うべきです。

「久留和海岸」をよりよい形で守るために

長者ケ崎から久留和漁港の間に広がる浜辺、「久留和海岸」。
昔からこの地域に住んでいる方々はよく知っておられることですが、久留和海岸の砂浜はもっと広く、今とは違って漁港から長者ケ崎まで砂浜を歩いていけました。私たち「横須賀・葉山の海を守る会」は、このような海岸に戻ってほしいと思っていますし、海岸侵食から生ずる危険状態の改善を強く願っています。
しかし同時に、私たちは安易な護岸工事による自然環境の変化について懸念しています。人工的に造られた砂浜と、人工リーフの消波機能で波が少なくなることによる、海水の変化、その中で生きる生物の生存状態などが、とても気がかりなのです。
海中にかなり大きな構造物を埋めていくわけですから、海の状態は大きく変化するでしょう。水棲生物の状態も今とはまったく違ってくるのではないでしょうか。波が弱くなっていきますから、川から流れてきた生活廃水と混ざりあった海水の浄化も遅れていくはずです。
久留和海岸で、これから行われるかもしれない大きな護岸工事。そのことで起こる自然環境の変化。みなさんも、私たち「横須賀・葉山の海を守る会」とともに考えていただけないでしょうか。
私たちは今まで環境問題などについてあまり関わりのなかった者たちです。そのため知識も行動力も足りません。このような会ですので、みなさんの知恵や力を必要としています。「横須賀・葉山の海を守る会」会に参加していだけないでしょうか。あるいは協力していただけないでしょうか。
今でもとても魅力的な浜辺、久留和海岸、そして海を守っていくために、みなさんと一緒に話し、行動していきたいと思っております。よろしくお願いいたします。